アマゾン(amazon)が個人情報垂れ流し!!

amazonに3月8日に実装された機能「ほしい物リスト」が波紋を広げている。amazonの発表では「従来あるウィッシュリストの名前がほしい物リストに変わる」という程度の発表だったのですが、ひっそりとある1つの機能が追加されていました。

ほしい物リスト サーチ」
名前かメールアドレスを入力すると、その人のウィッシュリスト(備忘録的に、今後買おうと思っている商品を記録しておくリスト)が第三者でも閲覧できる機能なのです!!非公開に設定することも出来るのですが、3月8日の開始当時は全会員が強制的に「リストを公開する」に設定されていました・・・・。

このような感じに、誰でも他人のリストを見れる状態に・・・・。
    
現在は検索が出来ない状態になっているのですが、3月8日から一定の期間はこの情報が一般公開されていたのは間違いない。恐らく今後自由に検索できる機能は削除されると思うのだが、自己防衛として「リストを非公開」にしておいた方が賢明。設定方法は下記を参照のこと。
    
密かな趣味が全公開--Amazonウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/blog/staff/2008/03/12/entry_25005890/?ref=rss
    
ちなみにアマゾンのプライバシー規約を見ると
    
span style="font-weight:bold;">Amazon.co.jp、お客様などの権利、財産、安全の保護のために適切であると判断した場合に法律の規定に従いアカウントおよびその他の個人情報を開示します。これには、詐欺被害および信用リスク対策のために行われる、企業やその他の組織との情報交換も含まれます。 ただし、本プライバシー規約に記載された義務違反となるような商業目的のために、お客様からの個人を特定しうる情報を販売、レンタル、共有、その他開示することは、当然のことながら含みません。
    
上記の場合以外にお客様に関する情報が第三者に渡る可能性がある場合、Amazon.co.jp は、その旨をお知らせします。その際、お客様は個人情報の提供を拒否することができます。
    
となっています。
第三者に渡る可能性がある場合はお知らせする」「拒否することが出来る」とありますが、今回のリスト公開についてアマゾンから各会員への確認は行われていません。拒否することが出来るについても、最初から「公開する」になっていたのでは拒否する術もありません。
今回の件、一般の個人会員はそれほど影響は受けていないと思います。しかし世間一般に名前が知られている人にとっては、情報が漏れた可能性は大いにあるのではないかと。
慌てて検索機能を止めたということは、アマゾンもこの機能の問題を認識しているということ。さて、どのように弁解をしてくるか・・・・。
    
ちなみに自分の「ほしい物リスト」を見てみると・・・
プリンターのインク、USBスピーカー、伊集院光氏ののはなし(既購入済) よかった、これなら覗かれても問題ない(笑)