ナベツネ、ビデオ判定の導入を強調

論座 2006年 11月号 [雑誌]
ナベツネこと渡辺恒雄御大が昨日の阪神戦での「ファンが手を伸ばしてホームラン性の当たりを二塁打と判定された」という件について、
「相撲だってビデオを使っているんだから、野球だけ審判の主観で決めるのはおかしい。ビデオを撮って、スクリーンに上映して、はっきりさせて決めるべきだ」
と、ビデオ判定の導入を訴えたとのこと。
巨人が人気絶頂だったころ、巨人びいきの判定は日常茶飯事に行われてきました。それが無くなり巨人にアドバンテージが無くなったらビデオ導入ですか。プレーオフのアドバンテージの件といい、巨人フロントの言い分は子供同然、いや子供以下ですね。
ただ、「ビデオ導入だ」と簡単に言われていますが、下記の問題が考えられます。
    
1)映像の公平性
巨人さんを初めとして、テレビ局とグループ関係にある球団があります。日本テレビの映像を巨人戦の判定に、TBSの映像を横浜戦の判定に・・・というのは公平性を損なう危険があります。じゃあその映像はどこが撮るのが望ましいのか。
    
2)試合の長時間化
ビデオ判定の要求を無尽蔵に行って良いのか。微妙な判定の度にビデオ判定じゃ時間がかかります。巨人さんは今季試合時間を大幅に短縮された非常にエコロジーな球団*1なので構わないのかもしれませんが、「1チーム1試合何回まで」という制限を設ける必要があるかと思います。
    
ナベツネさんも読売大新聞の主筆様なのですから、言うだけじゃなくてこれくらい具体的な案を出して語って欲しいところですね。まあ問題が解決されるのであれば、自分もビデオ判定は賛成です。まあ実現したとしても結果次第では巨人さんから「ビデオ判定は審判の尊厳を損なうことになるから廃止だ!」というご提案が出る可能性がありますがね・・。
     
神の手に消された!左翼虎党にやられた!G拙攻&拙守で完敗(sanspo.com
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200805/bt2008050817.html
     
(コネタ)
もし世界のナベツネだったら・・・
1億 2億 3億!! 4億 5億 3年6億!!
こんな感じ?
   

*1:後のバッターに繋ぐ、という意識が低いのかどうかはわかりませんが、ただ単に早打ちで攻撃が淡泊なだけ。通称エコロG打線。