どこでもWi-Fiを試す


どこでもWi-Fiが届きました。これで写真の通りにいろいろな端末で手軽にWi-Fiが楽しめます。あ、スワンクリスタルは対応してませんよ、ついでだから置いてみただけです。それではいろいろいじった感想などを、、、。
   
まずはiPodTouchとの接続を、、、といきたいところですが、PSP、DSなどAOSS対応機器を持っている場合はそっちからやった方が楽です。本体のWi-Fi設定でAOSSを選び、どこでもWi-FiAOSSボタンを長押しするだけです。簡単に繋がります。
DSでWi-Fi対戦を試してみました。ソフトはぷよぷよ!で。自宅ではおそらくアンテナ2〜3本しか繋がっておらず速度測定でも90kbpsくらいなのですが、プレイには特に支障なし。
さて、その後はiPodTouchとの接続です。なんで後回しにしたかというと、AOSSで機器を設定するとどこでもWi-FiSSIDが変更されるから。どこでもWi-Fiは「WPA-PKS(AES)」という暗号化規格で無線LANを飛ばしているのですが、ニンテンドーDS(初代ならびにLite)はその規格よりも古い「WEP」という規格しかサポートしていません(DSiは対応しているらしい)。よって、ニンテンドーDSAOSSで繋げると、自動的に「WEP」で繋がるように設定が変わるわけなのです。
iPodTouchでWi-Fi設定をすると、自動的にどこでもWi-Fiもサーチされ、SSIDが「(本体に記載してあるSSID)-3」(-4の場合もあり)に書き換えられているのが確認できると思います。パスワードは「-3」だった場合は記載通り、「-4」だった場合はパスワードの頭5桁を入力してください。これはAOSSで登録した機器によって変わる可能性があるので、AOSSで機器を追加した後に繋がらなくなったらSSIDが変わってないかを疑ってください。AOSS対応機なら登録し直せばオーケー。非対応機は上記の通りに設定を書き換えれば解決です。ちなみに自分の環境だと、ニンテンドーDSを登録したときは-3でしたが、PSPを登録したら -4になりました。
無線LANアクセスポイントって「AOSS対応機と非対応機を同居できない」「一台でも非対応機がある場合は、AOSSを使わないで全て手作業で登録してください」という制約がある場合が多いので、この仕様は有り難いですね。あと気がついたのは「ニンテンドーDSWi-Fiしたいけど、その為に無線LANの暗号化をWEPに落としたくないな、、」という人にもオススメかも。こういう人、結構多そうなので。
   
ではどこでもWi-FiとiPodTouchを持って街へ出かけましょう。さすがに走っている電車の中ではきびしいものがありますが、止まった状態ではなかなかの速度を記録。ちなみに西日暮里駅で計ったら170kbps出ました。W-OAM対応x4端末の規格上の最高速度は51kbps ×4 =204kbps。無線技術において規格の理論値がMaxで出ることはまずありえないので、かなり上限に近い数値が出ていると思われます。それにしても理論値比で80%以上出るとはスゴいね。公称値に近い速度が出るのがウィルコムの良いところです。携帯で良くある「公称値3.6Mbpsだけど、実際は300kbpsくらいしか出ない」のとは大違い。こういう「現実的じゃない理論値ではなく実行速度で勝負する」というキャリアがもっと評価されるといいんだけどねえ。これまでの発表を見る限り次世代PHSでもこの姿勢は貫かれるようなので一安心です。がんばれウィルコム!!
・・・話が脱線しましたが、要は実用的な速度は出るということですな。
   
問題としては標準プロバイダ(PRIN)の有害サイトフィルタの判定がキビシいというところですかね、、なんといっても
うちのブログがまずひっかかりましたので、、、
例のロッテ騒動の文面がひっかかったんかなあ、、、
ゲームだけの人には関係ないですが、モバイルでインターネット♪という用途も考えている人は現実的にプロバイダーを変える必要があると思います。家でインターネットしているなら、プロバイダーに確認すれば「+○○○円でモバイル用接続も可能」というオプションがあるはず。そのオプションを追加してからどこでもWi-Fiの設定を変えればオーケー。ちなみに自分が使っているぷららだと+630円。
わざわざこんなことをしないでも「ウィルコムに連絡すればフィルタを解除してもらえる」という方式ならベストなんですがね、、、これはウィルコムのサーバーで設定変更すれば簡単に解決する問題なので、今後のウィルコムの対応に期待しましょう。
    
ちなみにプロバイダーに変える設定ですが、設定画面に入る方法がマニュアルでは不親切なのでついでにご紹介。
どこでもWi-Fiに接続している端末(パソコン、iPodTouch、iPhonePSPなど)のブラウザで、アドレスを「192.168.11.1」と打てばオーケーです。最初にID、パスワードが表示されるのでID「root」と入力。パスワードは不要です。設定画面での変更方法はマニュアルに書いてあるのでそちらを参照ください。
     
SANYO eneloop ニッケル水素電池 単3形 4本パック HR-3UTG-4BP
結論として、かなりいろいろと楽しめそうな感じです。欲を言えばエネループの充電機能を本体に内蔵してほしかった(市販されているエネループの充電器が付いている)ところですが、毎日使う人ならあと1セットエネループを買っておいて、外出中に家で充電しておくという使い方も出来るので好みの問題かも。前向きに言えば「実売2,000円程度する充電器が付いてくる」と考えることも出来ますしね。ただうちはすでにエネループを使っているので充電器が2個に、、、友達にでもあげるとしますか、、、。

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