手相の勉強をしているのです・・・

秋葉原駅で「手相の勉強をしているのですが・・・」という人に声をかけられた。
駅でたま〜に見るこの光景。基本的な流れとしては
    
手相を見る→「とても良い相が出ています」→「私の先生に見てもらいましょう」「すごい先生だから普段は見てもらえないんだけど、今日は特別に・・」となる。→気がつくと何人かに囲まれている→どこかに行く(連れて行かれる)
     
という話になるらしい。全国的に同じ手口のようです。手相詐欺の定番の流れなのか、同じ団体の人間がやっているのか・・・。そしてみんな幸薄そうなのか・・・。
    
普段その手の勧誘*1に声を掛けられても無視するのですが、今日は早く帰れたし機嫌もよい。とりあえず「奇遇ですね、私も手相の勉強をしているのです」*2と言い、声を掛けてきた奴の手相を見てあげました。せっかく時間を割いて見てあげたというのに、そそくさと逃げてしまいました。
「私の先生に見てもらいましょう」ってオチを言う前に逃げるな!
    
気になったので「手相の勉強 勧誘」で調べて見たら・・・・・ああ、そういうことか。それなら全国的に手口が統一されているのも納得です。
でもこれって、手相の社会的地位を著しく落としてるよなあ。全日本手相連盟*3が黙っちゃいないぞ!

*1:秋葉原の版画屋さん含む。

*2:この返し方は友人から聞いた話を元ネタとしています。

*3:通称全手連。今思いつきで作った団体なので実在はしません。