背負うものが大きすぎたか・・・

移植作ばかりでオリジナル作不足に喘ぐPSP。そのPSPの夏季商戦の目玉タイトルはオリジナルタイトルのLocoRoco(ロコロコ)。体験版ダウンロード配信は1ヶ月で10万ダウンロードを記録し評判も上々*1ソニーお得意のコマーシャル大量投入、本体とLocoRocoソフトをセットにしたバリューパックもラインナップするなど相当な力を入れて・・・いました。
しかし・・・「看板タイトル」としてはどうも弱い感じ。初回で何十万本も売れるソフトでは間違いなくありません。
     
そして7月13日、満を持して発売。初週の販売本数は    
わずか 32,634本
    
最近のPSPの状況を考えれば決して少ない本数ではありませんが、あれだけ力を入れたタイトルです。大惨敗といっていいでしょう。
ゲーム小売店はコマーシャルでの露出数なども考慮して仕入れ本数を決めます。きちんとゲーム内容を見極めずにデータだけで仕入れ本数を決めた店は大量の在庫に悩まされるわけで、おそらく近いうちに値崩れが起きると思います。
せっかく力を入れて立ち上げたオリジナルタイトル。「前作が売れなかった」「値崩れした」というネガティブイメージが付くことで続編の道が絶たれてしまわないと良いのですが・・・・。
    
この手のゲームだと、口コミで徐々に売り上げを伸ばしていった塊魂の売り方が好例ですね。
     

*1:評判もなかなか良かったらしいです。私はあんまり面白さが分からなかったのですが・・・。