マルチタイトル

真・三國無双5 TREASURE BOX

真・三國無双5 TREASURE BOX

真・三國無双5を買いました。JUST CAUSE ~ビバ・レボリューション~も面白そうだから悩んだんだけど、とりあえずこっち。前作に比べて代わり映えが〜って声も聞くけど、前作やってないからそんなに問題はなし。PS3版とXbox360版の違いは「Xbox360版の方がロードが長い」*1だけとのこと。開発費の高騰化によりマルチタイトルが当たり前になったが、マルチタイトル化に対応した開発ツールを使っているのかどのハードでも同じクオリティのソフトが出る。一見良い話に聞こえるが要はハードの性能を極限まで活かした作りをしていないのだ。
各ハードとも性能は一長一短だ。例えば「CPUはPS3の方が優れている」「グラフィック性能はXbox360」といったように。価格差や後発であることからPS3Xbox360というイメージを持っている人も多いがそんなことはない。360の性能を極限まで引き出したソフトをPS3に完全移植するのは困難だろうし、もちろんその逆もしかりだ。
前述の開発ツールを使った場合、CPU性能はXbox360の上限に合わせ、グラフィック性能はPS3の上限に合わせる。ハード性能の最大公約数を取ったゲームが出来上がるわけだ。ちっとも良い話ではない。
もちろんマルチタイトルが増えれば高価なハードを何台も買わなくても良くなる。決して弊害ばかりではないが、ハードの性能を最大限まで引き出した過去の名移植タイトルのようなこだわりはそこには感じない。オールドゲーマーの懐古思考なのかも知れないが・・・。
    


PS2互換を外した40G版PS3も本日発売。PS2の普及率を考えたら互換性が不要なユーザーがいるのも確かだし、互換性を残した本体を併売としたのも評価できる。今後この互換性無し本体の比率が上がっていくことが予想されるけど、互換性向上のアップデートは今まで通り継続して欲しい。先に買ったユーザーが切り捨てられることがないように・・・。
とりあえず自分はしばらく買う気はないのだけど、買うなら互換性有りの本体かな。それまでラインナップに互換性有りモデルが残っていればの話だが・・・。
     
     
     

*1:ただし戦闘前の準備画面からバックグラウンドでロードを開始しているので、「戦闘準備なんで面倒くさいからしないぜ!即スタートだ!!」って人以外は、それほどロード時間は気にならないかも。ここらへんの作りの丁寧さは好感が持てます。