HD DVD撤退を東芝が正式発表

http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_02/pr_j1903.htm
TOSHIBA HD DVD VARDIA 地上・BS・110度CSデジタルチューナー搭載HD DVDレコーダー HDD300GB RD-A301
情勢を考えたら撤退という判断は仕方ないとは思うんだけど、記者会見やプレスリリースの中で「HD DVDユーザーに対しての謝罪」的な発言、記述が皆無なのはどうかと。謝罪をしてしまうと過失を認めたことになって集団訴訟を起こされた時に不利とかそういうことなんだろうか?ソフト面ではワーナー、ハード面ではNECらに逃げられて「東芝単独でHD DVDを失敗した」となってしまったのは気の毒としか言いようがないが、わずか2〜3年で未来が無くなったハードを掴まされたユーザーに対する誠意は見せるべきではないだろうか?
小売店の在庫は全て返品を受け入れ、購入したユーザーには優待買い換えすら提示しないのはどうかと。これだけの巨大プロジェクトを整理するのにHD DVD事業の赤字が400億円程度であるのであれば、もうすこしそこら辺にコストをかけてもよいのでは?規格を立ち上げることの市場への影響力、重みをいま一度考えて欲しい。今回の対応でしくじると、次に東芝が新規格を立ち上げたときに受け入れてくれないよ?