久保康友、トレードで阪神へ
ちょこっと遅れたが触れておきます。
久保は優勝した2005年に新人王を穫ったものの、すでに同年の後半戦あたりから失速の兆候が見えており、結局プレーオフ、日本シリーズは登板せずにシーズンを終えた。
その後は7勝13敗、9勝8敗、4勝7敗。防御率は4点台と安定性に欠ける。あくまで個人的な印象だが「久保って、1年目からこんなビクビクした投げ方してたっけ、、」と感じていた。
そこで今回の電撃トレードが。でもなんだかんだで一軍に定着していたわけだし、ドラフト1位をまさか4年で手放すとは正直意外だったのだが、、。久保は交流戦(セリーグ)に実績を持っているし先発も足りていない。そこをタイガースが評価してくれたんだと思う。久保がマリーンズを見返すくらいのブレイクしてくれることを心より願う。
トレードの相手は阪神の橋本健太郎。橋本も2005年にブレイクして以降なかなか実績を残せないでいただけに、ぜひこのトレードをきっかけに立ち直ってもらいたい。2005年51試合、2007年に46試合登板という実績も魅力だ。
今回のトレード、マリーンズサイドとしては「先発よりもリリーフを充実させたい」という意思だと思う。
先発は、清水直行、渡辺俊介、成瀬善久、小林宏之の4本柱に、小野晋吾、唐川侑己、大嶺祐太を加えた計7人の中からローテーションを組むことになる。大嶺がまだ投げてみないと分からない不安定さを持っているが2年間で着実に成長しているのは確か、久保が抜けたのをチャンスと思ってほしい。
また、未知数ながらドラフト1位の木村雄太や、キャンプで評価急上昇の香月良仁あたりもシーズン後半あたりから名を連ねてくる可能性はある。とりあえず先発はなんとかなるのかなあ、、、。
映像はパナソニック時代。