WATの日記

新型PSPがE3開催前に情報流出


第4世代PSPは「PSP Go」という名称で今秋登場。「スライドタイプ」「Bluetooth内蔵」「16Gバイトのフラッシュメモリ」 そしてなにより衝撃なのがUMDスロットを廃止したことだ。同本体の発売に合わせ、今後はサードパーティを含め今後発売される全てのソフトPlayStationStoreでのDL版とパッケージ版の併売となる。
ソニーが目指すのはiPod+iTunesStoreなのだと思う。在庫リスク、機会ロスから解放される夢のような市場がそこにはある。しかし、現状でもほとんど利用されていないフルプライスソフトのダウンロード販売が、PSP Goによって普及するだろうか?今のままでは間違いなくノーだ。
PS1のソフトをPS3/PSP用に販売する「ゲームアーカーブス」には一定の需要があると思う。いままで携帯ゲームで出ていなかったゲームがPSPで楽しめる。価格も数百円とお手頃だ。
ただしフルプライスソフトのダウンロード販売にはそういう売りはない。一番最近のタイトルでパッケージ版/DL版が併売されているBLEACH ~ヒート・ザ・ソウル6~の価格を見てみよう。
   
パッケージ版 定価4,980円(amazon参考価格 3,987円)
ダウンロード版 3,800円
    
・・・誰が買うの?ソニーマーケティング担当の方、あなたはダウンロード版を買いますか?買わないでしょ?
ちなみに定価2,940円のベスト版のソフトのDL価格は2,200円。おそらくこれも市場価格と同程度かと。
iTunesが盛況なのは
音楽CDが原則定価販売である
CDが3,000円であるのに対して2,400円と割安
1曲150〜200円と好きな曲だけ買える。シングルCDと比べるとかなり割安。
そもそもCDを買っても、PCに読み込ませる1回しか使わない。
という条件が揃っているからだ。天下のソニーがそれを分からないわけでもないだろうに。
   
UMDレスにも利点はある。筐体が小さくできる、複数のソフトを気軽に持ち運べる、駆動時間が長くなるという点だ。例えば外付けドライブにしてもいいからなぜUMDソフトをPSPにインストール出来る仕様にしないのだろうか。「仲間うちでインストールしたら1本しか売れなくなる」「インストールしてすぐに売られてしまう」というのなら、一定回数起動ごとにUMDを読み込む仕様にすればいい。そういう規制ばかりが先行して利便性を犠牲にした規格は過去例外無く廃れている。国内音楽メーカーが著作権保護がんじがらめで高額な音楽配信サービスを運営するなか、規制が緩くて安価なiTunesStoreが一気にシェアを獲得したわけだし、、。
ゲームはインストールして持ち運ぶ、という文化が定着すれば、PlayStationStoreの需要も増えてくる。「どうせパッケージを買ってもインストールするだけだし」「時々UMDを読み込ませないといけないのが面倒くさい」となれば最初からDL版を〜という流れになっても不思議ではない。
ただ、価格は再考の余地がある。5,040円のソフトなら最低でも3,000円以下。2,940円のベスト版なら1,500円あたりが妥当だろうか。小売店での卸値が定価の7掛強である現状を考えれば、パッケージよりも利幅は大きいのではないだろうか?もちろん大手量販店、小売店からの反発が大きな課題ではあるけれど、、。
   
話をPSP Goに戻すが、今まで買ったUMDが使えないとなるともし今のPSP(初代)が壊れたとしてもGoへの買い替えはしないだろう。PSP-3000は併売されるとのことなので、そっちにするだろうね。ゲームなんかしない、音楽や動画を持ち運べればいい、って人ならいいかもしれないが、、、ブルートゥースも使えるし、、、うーむ、、、。