幻に終わったXboxのドリームキャスト互換・今明かされるその理由(KATAKU JAPAN)

http://www.kotaku.jp/2010/01/dc_xbox_compatibility.html
ドリームキャスト本体
Xboxドリームキャストの上位互換機となる」
当時根強い噂だったものの結果実現しなかったこの話について、元マイクロソフト日本法人会長の古川亨氏がTwitterで明らかにしています。
    
CSKの大川氏が亡くなられる前に何度もゲイツを訪ね、DreamCastの互換性をXBOXに組込むのであれば、セガのタイトル資産をXBOX に提供し、ドリキャスのお客様への道筋を作りたいと切望されていた。大川氏がネットへの接続は必須と主張、MSはネット接続はいらないと破談に。
    
大川氏は自分の力でゲイツと交渉し、ドリキャスのお客さまに継承プランを提示できなくなったと思われた。なおかつ、自分の関与がセガに良かったのかと思われ、死ぬ前に個人資産850億円をセガに寄贈され「ワシの開けた穴は少しでもこれで埋めといてんか?」と言って亡くなられた。
     
セガの親会社であるCSKの会長であった大川功さん。晩年はセガの会長兼社長としてドリキャス事業の陣頭指揮を執られましたが状況は好転せず、2001年3月に死去。奇しくも同月にドリキャスの生産中止も発表され、事実上の撤退となりました。
大川さんはドリキャスの撤退によるユーザーへの影響を最低限に収めるためにXboxへの互換を打診していたんですね、、、。大川さんが最後まで譲らなかったネット機能搭載により破談となりましたが、その後初代XboxXbox360はネット接続サービス「XboxLive」のリリースにより他ハードとの差別化を図り成功するわけですから皮肉なものです、、、。