対戦で新たな楽しさを「ペンゴ!」


白状します。ペンゴの新作がロケテスト中、と初めて聞いたときの印象は「いまさらペンゴを出してどうするよ、、誰が遊ぶんだ」でした。
そして特にペンゴ目当てでなく、クラブセガ秋葉原(新館)に行ったら、置いてありました「ペンゴ!」の8人対戦台(2人用筐体が4台)。待ち合わせまでの時間つぶしだったのでなにげなーく1プレイ。
ルールとしては

・基本ルールはペンゴそのもの。ただし敵キャラに触れても痺れるだけで死亡にはならない
・フィールドには他プレイヤーまたはCPUのペンゴ、そして敵キャラ
・制限時間内で「他のペンゴを倒す」「フィールドの敵キャラを倒す」で得点を競う
・他のペンゴの攻撃で倒された場合、残り時間は幽霊(無敵状態)として参戦可。ただし、幽霊状態で得られる得点は半分
・タイムアップ時に基準得点を超えたプレイヤーが勝ち抜け。基準点以下のプレイヤーは一機失って次のステージへ
上手く説明できないけどこんな感じです。
最初は1人で遊んでいたのですが、しばらくしたら対戦相手が乱入してきました。その後はなんとなくギャラリーが出来始め、入れ替わり立ち替わりで常に4人対戦の状態に。*1
これ、地味にアツイ!!
もともとボンバーマンのように対戦に向いていた題材なんじゃないかと。操作も1ボタンのみと簡単なのですこし見ればルールが理解できるというのも対戦向き。そして早めに倒されても「幽霊で復帰」という保険がついているので最後まで楽しめる。これ、8人対戦なら相当盛り上がるんじゃないかなあ!!

・・・ただ、ペンゴ自体が極めて地味なことから、このような8人対戦筐体という需要があるロケーションがかなり、、いや極めて限られるのではないかと、、、対戦してこそのゲームなのに、1台で置いてもしょうがないし、、、。ただ、このまま埋もれてしまうにはあまりに惜しい。
気の早い話だとは思いますが、もしアーケードが駄目でも(失礼)せめてXbox360/PS3ダウンロード販売といった形で日の目を見て欲しい。ぜひ、、、、。
   

初代ペンゴ。1982年登場。今回の新作ペンゴ
「敵キャラに触れても痺れるだけで残機が減らない
=他のペンゴに潰されない限り死なない」
ということを除けば基本は1ピクセルも変わっちゃいません。

*1:前述の通り2人筐体×4ということでなかなか見ず知らずの人が隣に座ってくることが無いため、実質最大4人対戦となる。