TAFと同日に『アニメ コンテンツ エキスポ』の開催が決定、都庁VS出版の全面戦争開幕(はちま起稿)
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東京都青少年健全育成条例改悪に抗議するため、東京都主催の「東京国際アニメフェア(TAF)」をボイコットした大手出版各社。そんな中で角川書店が同じ日程で「アニメコンテンツエキスポ」というイベントを急遽立ち上げたというニュース。角川本気だな。
ただ、残念なのはこういう対抗策とっても老害石原の腹は痛まないということ、、、。今後流れが拡大して東京都に損害が出始めても、その時は石原はもう居ないだろうし。
ちなみにCEROによって、わりと早くから年齢制限を実施していたゲームに関しても規制がかかるという話も、、、
CEROの存在むなしく、東京都の条例でゲームも規制されることが判明(はちま起稿)
http://blog.esuteru.com/archives/2084048.html
確かに全年齢対象のコミックであまりにも行き過ぎな描写がある一部の作品もある。そういうものを規制していく(年齢制限をかける)のは賛成。ただ、あんまりにも規制の内容が曖昧すぎて、自由な表現を阻害するのではないか、という点を大いに懸念している。どれだけ曖昧なものなのか、猪瀬副知事の発言がそのことを端的に表している。
質問者「火の鳥は近親相姦があるけど区分分けされないのか?」
猪瀬「されません」
猪瀬「出版社は傑作なら喜んで原稿を受け取る。条例なんて、そのつぎの話。まずは傑作を書いてから心配すればよい。傑作であれば、条例なんてないも同然。つるんで騒いでもあとが虚しい。自分の生き残りを考えること。ライバル同士がつるむことに僕は理解できない。」
傑作って何?だれがどういう基準で決めるの?傑作だったらどんな表現をしててもいいの?大御所ならともかく、駆け出しの作家さんは自分の作品が流通できるのかどうかも分からないのに、書き続けないといけないわけ?作家とは思えない発言、、、ああ、もう作家じゃなくて政治家センセイなんだね。
もっと言えば、政府などに批判的な内容の作品を発表したときに、その曖昧な規制を無理矢理当てはめて発禁にしてしまうことも出来る訳であり、、、。
東京都よ、、、ボケ老人の気まぐれをたいした議論もしないで可決し、コンテンツ産業を殺す気か!?