WATの日記

ムシキングバトル合虫ガッツ、1年半でサービス終了へ

甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~(「ムシキング・ジョニーマスターズカード」&「ムシキング研究所イケダ研究員特製シール」同梱)
大ヒットを記録したムシキングの後継機である「ムシキングバトル 合虫ガッツ」が2011年9月、実働わずか1年半でサービス終了になるとのこと。ムシキングラブ&ベリーをそのビジネスモデルの上手さ*1から大ヒットさせ、他社が類似のカードゲーム機で後追いするという、同市場の先駆者であったセガ。だがムシキング、ラブ&ベリーの人気が徐々に落ち込み、続くヒット作も生み出せずシェアは激減。原点回帰のムシキング投入も、シェア奪回には繋がらなかったようだ。
普通のアーケードゲームであれば徐々に市場から姿を消していくのであるが、カードを補充かつ定期的に新カードをリリースしていかないといけないことから、期限を決めて「サービス終了」という形をとらないといけない。これはサーバーを運営するネットゲームに近い形かもしれない。
かつてムシキング、ラブ&ベリーを大ヒットに導いたプロデューサー植村比呂志氏はインタビューの度に「子供を裏切れない」と繰り返していた。「子供たちの持ってるカードが無駄にならないように、飽きられてブームが終わる=ムシキングが無くなる ことのないよう細心の注意を払っている」とのことだった。その言葉には同氏の確固たる信念があり、大いに共感した記憶がある。
、、そして、そのムシキングが今静かに終わろうとしている。ムシキングが大ヒットを記録していたのは2000年台中盤。わずか数年でこのようなことになろうとは、ブランドの維持というのは如何に難しいことか、と考えさせられる。

*1:機械を無償レンタルしてカード販売で利益を得る方法を取った。設置の敷居が低くなったことでゲームセンターだけでなく幅広いロケーションに設置されて大ヒットとなる。