楽天Koboが届いた。

自炊リーダーもとい電子書籍リーダーのKoboが届きました。梱包とかを写真アップします。
    

本をイメージした箱。帯までついてます。
    

アップルを相当意識した感じの梱包。箱がキツくてなかなか開かないのは×。傷つけずに開けるのに苦労しました、、、。
    


こんな感じのサイズです。
    

昼からチャレンジしていたの2chやらTwitterを見ると「サイトが重くてダウンロード出来ない」「初期設定が終わらない」という話でしたが、すんなりと終わりました。時間帯が遅かったからか、Macでやったからなのかは不明。ちょこっと使ってみての感想を簡単ですが羅列してみます。   
   
画面はなかなか見やすい。価格以上の高級感はあります。ページ切替はまあまあですが、メニュー画面やWi-Fiに繋げるときに処理で待たされることがあります。
   
肝心要の電子書籍販売は、他社と同じく「紙の本と同じような価格」というガッカリな内容。週刊のマンガ雑誌で発売日が同時だったら価格同じでも電子版を選ぶかな?どうせ読んだら捨てちゃうんだしと思うのですが、残念ながら楽天Koboでは現状雑誌の配信は無し。このジャンルこそ「実際の本と同じ価格じゃ高すぎる!」って言われにくい気がするのですが、なぜ各社対応してこないんですかね?データで残ると収益源となっている単行本が売れなくなっちゃうから?
  
イーブックストアの検索がお粗末すぎ。例えばプロジェクトXの書籍版が各話100円で売られているのですが「プロジェクトX」というワードでは検索にひっかからず、サブタイトルでないと検索ができません。作者名の漢字が分からなくてひらがな入力しても受け付けません。今後急ピッチでコンテンツを増やしていくようですが、肝心の検索がこれでは「あったのに探せなかった」ということも多くなるのでは?電子書籍なんだし本文検索が出来てもおかしくないくらいなのにタイトル検索すら不十分では、、、早急な改善が必要。
   
ちなみに入っているハズのブラウザが見つからなく「?」だったのですが、何故か「設定」の「その他」の中に入っていました。これでブラウジングする人は少ないとは思うのですが、こんなわかりにくいところにわざわざ入れなくても、、、ちなみに数独も同じ場所にあります。
   
新作も大事だけど、絶版本のラインナップを拡充していって欲しい。それなら価格が高くても売れるだろうし、出版社、著者、消費者だれも損しない。もともと売ってない本なら既存流通への影響も軽微だろうし。どうしても紙の本で欲しいという層には、その電子化されたデータを使用してオーダーメイドの製本サービスという新たなビジネスが拡大する可能性がある。
    
なかなか魅力的な価格付けをしている本がある一方、堂々と紙の本と同様の価格で売っている本が多数。どう考えてもいまの状態でこの価格は適正じゃ無いと思うんだよね。どんな端末でも制限無く読めるpdfファイルで売ってくれるなら高くてもまだ分かるんだけど、いつサービスが終了するか分からないというリスクを消費者が背負ってる割には高すぎる。官民ファンドが出資して書籍のデジタル化を推進する「出版デジタル機構」なる団体が出来たようですが、業務内容が今ひとつ不明瞭、、、、。本気で伸ばそうとするなら国が保証をして、もし○○社の電子出版サービスが終了しても他社のサービスにデータ移行出来る、といった制度くらい作らないと、と思うのですが、、、。