ゲーム書籍の古本屋さん「すずめ出版 古書部」へ行ってきました
埼玉県越谷市にある「すずめ出版 古書部」という古本屋さんに行ってきました。
公式ツイッター(@suzume_kosyo)の紹介文を引用させていただくと
「ビデオゲームと麻雀にまつわる雑誌・書籍を中心に昭和から平成にかけての珍書・奇書・絶版本および個人誌を扱う古書店」
です。
自分はゲーム業界の本を読むのが好きです。特に古いゲーム業界について書かれた本、いわゆる「もう結果が出ている」ことに関して書かれた本が大好きです。
日本のゲーム業界がバブルだった頃、例えば「任天堂とセガどっちが勝つか」とか、そういう本がいっぱい出ていました。結果として任天堂がハードメーカーとしては勝ち残ったわけですが、そういう本を「あー、この時はこういう風に両社は見られていたのか」とか思いながら読むのが好きなのです。
そういう本を求めて、今回は行ってみました。
東武スカイツリーライン「新越谷駅」、またはJR武蔵野線の「南越谷駅」から住宅街を10分ほど歩いたところにそのお店はあります。
昔ながらの商店街を入ると、、、
ありました。こちらがすずめ書店古書部さんです。
ショーウィンドウを見るだけでワクワクするラインナップ!
お店に入ると当時のゲームビジネス書、ゲームクリエイター著作の本、攻略本、ゲーム雑誌などがたくさん!!
下手すると無尽蔵に買ってしまいそうなので、なんとか自制心を保って7冊購入してきました(写真は6冊ですが、1冊はカバー無しのものを購入したためです)
任天堂・セガ エンターテインメント産業の躍進と大競争 大西勝明・逸見哲 共著
プレイステーション大ヒットの真実 山下敦史著
※ゲーム帝国は昔持っていたのを買い直しました。これはビジネス本ではなく、ファミ通の投稿ページをまとめたものです。
近年、街の本屋さんは新書、古本ともにだいぶ少なくなりました。アマゾンなどネット通販が台頭し、実店舗で残っている本屋さんも駅ビルやロードサイドの大型店ばかりです。
アマゾンが台頭してきたころに、自分は「街の本屋さんは、専門性や独自性を出さないと消えていくだろうな」と思っていました。実際そうして生き残った本屋さんも少なからずありますが、大多数は品揃えの悪い小さな街の本屋さんのまま消えていきました。
失礼を承知で言うと、こちらのお店は決して大きなお店ではありません(店長さんごめんなさい、、、)けれど、ここでしか手に入らないような貴重な本がたくさんあります。ここは「遠方からでも客の方から足をはこぶお店」なんです。アマゾンとも、皆さんの家の近くにある大型書店やブックオフとも競合しません。だから成り立つんだと思います。自分も1回行っただけでこちらのお店のファンになりました。定期的に通いたいと思っています。
拙い紹介文でしたが、気になった方はぜひ。
最後にこちらの古本屋さんの情報を、、、
店名 すずめ出版 古書部
住所 埼玉県越谷市赤山町4-7-2 富士ショッピング内
公式Twitter