総務省が行なっている日本の携帯電話料金の低廉化政策。端末と通信代の分離や、MVNO(格安SIM)の活性化支援などを行なっています。実際の動きとしては端末のSIMフリー化のルール作りや、MVNOへの接続料の引き下げなどがありますね。あと、ルールを守らないキャリアに対し行政指導を行なっています(とくに罰則もないので、大手キャリアは気にもしていなそうですが、、、)
それでふと疑問に思ったのですが、じゃあその総務省が業務で使っている携帯電話はどこなのかということ。総務省に電話をして確認をしてみました。
会計課の担当者さんに聞いたところ、各部署ごとに個別に随意契約しているということだったのですが、
・地方の出張所とかについては把握できていない
・霞ヶ関にある総務省本庁ではドコモ、KDDI、ソフトバンクが中心。mineoなどの格安SIMも使っているが10%に満たない。
とのことでした。
また、この政策を中心になって行なっている総合通信基盤局にも聞いたところ、同局でどこのキャリアを使っているか分からないということでした。え?ほんとに??また同局から各部署に「MVNOを使うように」という働きかけも特に行なっていないということです。
それっておかしくないですか?
総務省では内勤者も多いので全員が携帯を支給されている訳ではないとのことで、MVNOに切り替えてどれくらいの効果があるのかは分かりませんが、やっぱり総務省が大手キャリアを中心に使用していては、政策の本気度が知れますよね、、、。本当だったら、まず総合通信基盤局が各部署にMVNOの使用を推進し、かつ総務省が各省庁にMVNOの使用を推進していくのが筋ではないですか?これが縦割り行政ってやつなんでしょうね。
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【拡散希望】
— WAT@セガパンフ考察同人BOOTH販売 (@WATforDreamcast) 2020年7月2日
携帯電話料金の低廉化政策を行なっている総務省内で使われている業務用携帯はほぼ大手キャリアで、格安SIMは10%に満たないという話です。
総務省が業務で使っている携帯はどこのキャリア? - WATの日記 https://t.co/CrCQO4QD5A '' #はてなブログ