DL販売が主流になると流通が疲弊するなどと論じられることが多いが、現行既に疲弊している(はちま起稿)

http://blog.esuteru.com/archives/2474264.html
仕入れの掛け値は75〜78% 自分が10年前にバイトしてたころから何も変わらない。自分の店ではセガソニーがそれくらいで、任天堂は80%だったような、、、。本体に至っては95%前後。本体だけ売れてソフトが売れなかったら何の意味もない。PSPgoの時に一部小売店が取り扱いを拒否した気持ちも分かる。
それにしても、返品が出来ない商品としては異常とも言える掛け率だ。要は2割引で売ってももう利益は無いということ。そんな中で、量販店は当たり前のように10%引き+ポイント10%を基本として売ってくるわけだから勝負になる訳がない。量販店がそんなことを出来るのはもちろん仕入れで優遇されているということもあるだろうが、半分客寄せの為にゲームを扱っているというのもあるだろう。ゲーム単体で利益を出さないといけない小売店とはそもそもスタンスが違うのだ。
ただ、新品ゲームを客寄せに使っているというのは小売店ももはや同じかもしれない。利益の大半はもはや中古ソフトの取り扱いだろうから。
逆の視点で見れば、ここまで「売りっぱなし」が許されているソフトメーカーですら赤字のところが多いってのは、それだけ業界が行き詰まっているってことなんだよね、、、。