ソフトバンクが必死に宣伝する「光の道」って何?
ソフトバンクが自社CMのほとんどを「光の道」という広告に切り替えています。「光の道」の知名度自体がまだ全然ないうえにCMで内容をまったく説明していないので、何のことだか全然わかりません。なんでソフトバンクはこんな訳の分からないCMを流しているのでしょうか?
「光の道」は政府が推進している全国への光ネット回線の整備事業です。A案とB案があり、政府や他の通信事業者はA案を推進、ソフトバンクはB案を推進しています。「光の道」で検索するとソフトバンクのページがヒットし、いかにB案が良いかという旨の説明資料が並び、A案、B案を選ぶアンケートも用意されています*1。
A案とB案を比べてみましょう。
A案 税負担あり 月額5,000円 一部地方は含まない 時期2025年以降
B案 税負担無し 月額1,150円 エリアは全国展開 時期は2016年以降
※あくまでソフトバンクがホームページで公表している比較表です。
確かにこれだけを見れば誰が見てもB案のがいいです。ただ、一企業が自社製品の宣伝をほったらかしにして、莫大なCM放映料を払ってまでPRすることでしょうか?「B案の方がソフトバンクにとって都合がいい」と考えるのが至極妥当でしょう。
この件に関してまとめている記事がありました。あくまで個人の推測なのでどこまで正しいのかは分かりませんが、参考までに。
光の道、その誤謬と、必死なのはなぜの話 |(無線にゃん)
http://wnyan.jp/185
*1:政府へ交渉するために集めているのでしょう