同人誌をUSBメモリで頒布する
2021年1月追記
東芝のUSBメモリがキオクシアにブランド変更し、パッケージの形状が若干変わったため、記事を改訂しました。改訂した記事はこちらになります。
セガパンフコレクションという同人誌を即売会で頒布しています。形式はpdfで、メディアはDVD-RとUSBメモリです。
定期的にこのブログを見ていただいている方にとっては、今更なに?という話ですが、同様の頒布方法を考えている方がググって辿りついたらいいな、と思って記事にしてみました。
私がpdf形式にした理由としては
①引用写真の細かいところまで拡大して見れるようにしたかった
②資料本なのでページ数が多く(カラーで数百ページ)、印刷代がとんでもないことになる
③初めての同人誌で何部売れるかもわからないのに、、、、
の3点です。
こういう同人誌を作っています。
メガドライブ編、セガサターン編、ドリームキャスト編と3種類製作し、それぞれDVD-Rで頒布していましたが、それら3冊をまとめて1つにしたやつを出そうとした時に遂にDVD-Rの容量を超えてしまいました。
じゃあDVD-R(DL)にすれば良いのですが、
「最近はDVDドライブのないPCも多い」→「USBメモリにした方が便利なのでは?」
と思い、少しコストが上がってもいいやとUSBメモリを選択しました。
自分が使っているのは東芝製の16Gです。なぜこれにしたかというと
①安い
②東芝製なら安心(個人的に)
そして一番大きな理由が
③パッケージが再利用できた!!
の3点です。③は大きいです。新たにラッピングする袋やケースを用意しなくていいのですから。
自分の場合の製作過程を記載しますので、参考にして頂けたら幸いです。
これがその16GのUSBメモリ。メーカーは東芝で国内生産ですが、海外向けのパッケージです。
「東芝 U202」で検索すると、価格コムとかが引っかかると思います。自分の頒布してる同人誌の原価を書くようなものなので細かい価格は書きませんが、ぶっちゃけ500円以下です。
ハサミで切る点線があるので、そこは普通にハサミで切ります。
普通はここからはビリビリっと手で破いて開封するのですが、写真のようにどっちか片方の隙間にカッターを入れて切ります。
パッケージが綺麗な状態で中のUSBメモリが取り出せました。
USBメモリはFAT32でフォーマットされています。このフォーマットならWindowsでもMacでも読み書き出来るので、フォーマットせずにそのまま使いましょう。
価格が安いだけあって、USB3.0ではなく2.0です。自分の場合は6Gのデータなのですが、転送時間は約27分でした(もちろんPCのスペックやファイル数、ファイルごとのサイズによって大きく変わってくると思います)
データを入れ終わったら元のパッケージに戻します。写真のようにラベルを貼っても良いし、USBメモリにテプラを貼っても良いかと。最後はカッターで切った側にセロテープで封をして完了です。
最後に注意点をひとつ。絶対にデータを入れ忘れないこと。 そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、裏面を見ればデータが入っているか分かるDVD-Rとは違い、USBメモリは目視でデータが確認できません。
作業に慣れてくると、
開ける→シールとかで装飾する→データを入れずに元どおりにして完成
というミスをしてしまいそうになります。
なにか自分で作業ルーチンを作って、そのようなミスを防止するようにしましょう。
なにか不明点がある方がいらっしゃいましたら、コメントにどうぞ。分かる範囲で返信いたします。