サクサク動作の9(nine)後継機

サクサク動作で根強い人気を博し、43万台*1を売り上げた9(nine)の後継機、「WILLCOM9」が発表された。今回は折りたたみ端末だ。
    
ウリであるサクサク動作はそのままにJAVA搭載、デコメール搭載、110万画素カメラ搭載と、カメラが無いという理由で9(nine)やHONEY BEEを敬遠していた人にオススメだ。
   
そしてなにより、この端末のウリがこれ。まずは動画を。

WindowsVISTAへの搭載などで、一般的になってきたガジェット(ウィジェット)を搭載。要は待ち受け画面に小さいプログラムを常駐させておくというもの。ガジェットは2時間おきに情報を更新していくので、オフライン状態でニュースのヘッドラインやGmailに届いたメール一覧を表示することが出来る。詳しい内容を見たいときは、ネット接続すればいいわけだ。電話機としての使いやすさを確保した上で、スマートフォンっぽい機能を追加した感じ。まだまだW-ZERO3端末は万人向けではないだけに、こういう選択肢は”アリ”だ。
ウィルコムは今回、「ウィルコムガジェット」としてこのシステムを規格化した。今後発売される音声端末に搭載していく模様だ。規格統一、活性化の意味も含めて、是非ZERO3シリーズにもアップデートで搭載して欲しいところ。
     
Webサービスと連携できる「ウィルコム ガジェット」(ケータイwatch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40709.html
    
WILLCOM 9ウィルコム公式サイト)
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/018ke/index.html
     
ウィルコムストア

*1:普通の携帯は10万台売れればヒット機種と言われる。他のキャリアに比べて端末のサイクルが長いのが最大要因だが、一番売れた時期が発売当初ではなく発売1年後という興味深いデータも出ている。