シャープの新モバイル端末 NetWalkerを最速レビュー(ASCII.jp)


http://ascii.jp/elem/000/000/454/454489/
Linuxザウルス(リナザウ)の後継機という感じなのだろう。PDA以上ネットブック以下な位置付け。サスペンド状態から3秒で起動(オフ状態からの起動は数十秒)、10時間駆動がウリ。弱点は組み込み系CPUであるArmはネットブックで使われているATOMより処理性能が低く、内蔵のストレージも4G(うち2GをOSが占有)と心許ないところ。処理速度とモバイル性はなかなか両立出来ないねえ。
あとは価格かな、、、Arm搭載、Ubuntuプリインストールと他のネットブックより明らかに低コストと思われるのに、予想実勢価格44,800円は明らかに高い。記事だけ見てたら3万円前後かと思っていたのだが、、、、。まあ今回はお試しで出してみて、次のモデルで本命のGoogleChrome OS搭載版を出すのかもね。

それにしてもモバイル性と処理能力ってのはほんと、両立しないね、、、(高級機であれば両立してるのもあるけど、、)自分も何台かモバイルを使ってきたが、振り返ってみるとやはりこれが最大の問題だった。
   
    
    


自分が最初に使ったモバイルは日立のPERSONA(ペルソナ)。瞬時に起動する利便性とタッチペンの操作は快適で、中古で4,000円で買ったのだが大いに活用させてもらった。AirH"を繋げて外出先でインターネットを見るのに使っていたがWindowsCE機なのでソフト的な拡張性は皆無。ホームページの更新が出来ないのが難点だった(ブログの無い時代だったので、、、)
    

WindowsXP搭載で小さいノートを!と思い買ったのは東芝Libretto(リブレット)のL5。「ポケットに入る」がウリだったリブレットシリーズにおいて横長サイズという異端モデルではあったが、手が比較的でかい自分としてはこのサイズでないとキーが打てなかったのだ、、。コンパクトな形状で持ち歩きには最高だったのだが、やはり問題は処理速度。搭載されていたCPUはトランスメタCrusoeクルーソー)というCPU。省電力を主眼に置いていたため他社の同クロックCPUの6割程度のパフォーマンスしか出ず、そのクロック数も当時としても低めの800MHzということもあり動作は檄重。AirH"の64kbpsとそれほど早くない通信すらも処理で足を引っ張る有様だった。まあなんだかんだ言いつつ持ち歩き易かったのとキーが打ちやすかったので愛用していたが、経年劣化でヒンジが割れてしまいお蔵入り、、。
    

そして現在も使っているのがFMV BIBLO LOOX T70。PentiumM搭載でモバイル用途での処理速度は不満無し。重さもリブレットと同じくらいの約1㎏(光学ドライブを外した場合)。ただ、本体が比較的大きめで持ち運びがやや不便、、、。まあそれでもいままでのモバイルの中では一番満足してるかな。小型ノートのMacが出ない限り、しばらくはこれを使い続ける予定だ。