携帯料金引き下げの方針に対し、「サブブランドの値下げ」で対抗

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政府からの携帯料金引き下げ要請に対して、KDDIソフトバンクはそれぞれサブブランドであるUQモバイル、ワイモバイルで新料金プランを発表しました。

「同じグループ会社で安いプランを作ったから、これでいいでしょ」ということです。

ただ本音としては「これでサブブランドに移る客は利用料が下がるが仕方ない」「ただ、乗り換えが面倒だったり、抵抗のある客からは今まで通りの利用料が取れる」という算段でしょう。あらかじめKDDIUQモバイルを完全子会社にしたのもこのためですね。ここまできてもまだ、素直に値下げに応じない大手キャリアの商魂逞しさにはもはや感心します、、、。

ただ、ここで困るのはサブブランドを持たないドコモです。他社が値下げをしてきた以上、ドコモだけ値下げをしないわけにもいきません。もしかしたら同じNTT系格安SIMブランドであるOCNモバイルをサブブランドにするのでは、、と思っていましたが、今のところ動きがありません。さて、どうするドコモ。

今回の件で改めて思うのは

「大手キャリアは、利用者が面倒がってくれれば高い利用料を請求し続けられる」

ということです。重い腰を上げて格安スマホやサブブランドに変えれば、毎月の固定費が下がるということです。一度面倒だけど手続きをしてしまえば毎月の固定費が下がるというのは、電気やエアコンをこまめに消したりする地道な節約よりも楽で効果的です。これを機に大手キャリアからの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?